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肌と唇を守るスキンケア・日焼け止め・リップの取説

洗顔(泡の作り方・すすぎ方)、保湿、日焼け止め、リップクリームのケアを、朝夜の流れと悩みの場面ごとにまとめました。自分に当てはまるところから読めます。

対象者
肌荒れやニキビ、カサつきが気になる人 ほか
難易度
初心者向け
所要時間
朝と夜、各5分ほど(リップは1回1分ほど)
最終確認
2026年10月11日
取説編集部

これは何の取説?

ニキビ、赤み、カサつき、シミ、シワ、唇の荒れなど、顔まわりの悩みを起こりにくくするための取説です。「洗顔」「保湿」「日焼け止め」の3つの基本と、乾きやすい唇のケアを、ひとつにまとめました。悩みや場面ごとに手順を並べているので、気になるところから読んでください。診断や治療は医師が行うため、あくまでセルフケアの目安として使ってください。

こんな人向け

  • 肌荒れやニキビ、カサつきが気になる人
  • 日焼け止めを塗っているのに焼けてしまう人
  • シミやシワなど、紫外線による肌の老化が気になる人
  • リップクリームを塗っているのに唇の荒れをくり返す人

まず知っておくこと

肌荒れの原因は、洗い方や塗り方だけでなく、生活習慣やホルモンバランスの乱れが関わることもあります。唇の荒れも、乾燥だけが原因とは限りません。
痛みが強い、腫れる、かゆみや違和感が出る、荒れが続くといったときは、いったん中止して医療機関に相談してください。極度の乾燥肌の人、持病や服薬、アレルギーがある人は、始める前に医師や薬剤師に相談すると安心です。

必要なもの

  • 普段使っている洗顔料と、泡立てネットや泡立て器(なくても大丈夫です)
  • 化粧水や乳液などの保湿剤、清潔なタオル
  • 普段使っている日焼け止め(塗り直し用に持ち歩けるもの)
  • 好みのリップクリーム(持ち歩き用もあると便利です)

手順

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  1. まず全体の考え方を知る(肌のお手入れは3つ、唇は別に)

    顔の肌トラブルを防ぐ土台は、汚れを落とす「洗顔」、うるおいを守る「保湿」、紫外線を防ぐ「日焼け止め」の3つです。どれも特別な道具は要りませんが、やり方や量にちょっとしたコツがあります。
    唇は体の中でも特に乾きやすい部分なので、手順8から10で別にケアします。

  2. 洗顔のとき(朝も洗顔料を使う)

    夜に洗ったから朝は水だけでよいと考える人もいますが、番組の実験では、朝に水だけで洗った側の顔のほうが、夜に赤みが強く見えました。肌を守る皮脂は時間とともに酸化することがあり、早ければ6時間ほどで進むと説明されていました。酸化は肌の細胞にも及び、ニキビや炎症、シミやシワの一因になりうるため、朝夜の2回の洗顔が勧められていました。

  3. 洗顔料を泡立てるとき(きめ細かい泡を作る)

    きめ細かい泡は、触れるだけで油汚れを取り込む力があるとされ、番組では「バキューム泡」と呼ばれていました。泡がクッションになり、こすらずに洗えるため、洗ったあとの肌の水分量も保ちやすいと紹介されていました。
    手で泡立てるときは、手を洗ってから、くぼませた手に洗顔料をとり、少し泡立てたあと円を描くように動かして空気を混ぜ込みます。1分30秒から2分ほどが目安で、ひっくり返しても落ちない固さができあがりです。
    泡立てネットなら、水にぬらしたネットを両手の間に少し空間を作ってこすり合わせ、30秒ほどで泡ができます。泡立てポンプは、洗顔料と決められた量の水を入れ、フタを押さえながら上下に動かして、同じく30秒ほどです。泡で出てくるタイプや、泡立て不要の洗顔料は、そのまま使います。

  4. 洗うとき・すすぐときの場合(順番とぬるま水)

    まず顔をぬるま水でぬらして、汚れを浮かせます。泡は額、頬、鼻筋の順にのせ、手が肌に直接触れないように、泡を転がすイメージで洗います。
    すすぎは32〜34℃ほどの、体温より少し低めのぬるま水がおすすめです。高すぎると必要な皮脂まで流れて乾燥しやすく、冷たすぎても、毛穴が締まるのは一時的で、肌の状態によっては乾燥につながるという研究もあると紹介されていました。水をすくった手に顔を近づけて流します。
    泡が残りやすいフェイスラインは、左右の手を交差させるクロスオーバーリンスで、左のあごのふちは右手、右のあごのふちは左手で流します。髪の生え際も念入りに流し、水気はタオルで押さえるようにふき取ります。

  5. 洗顔のあとは、すぐに保湿剤をくるくる塗る

    肌の表面には細かな凹凸があり、手でさっと塗るだけでは、目に見えない塗りムラができやすいと紹介されていました。
    化粧水や乳液など、どの保湿剤でも、量を十分に使います。化粧水を手でパンパンたたいて入れる人もいますが、肌を傷める可能性があると説明されていました。力が入りにくい薬指と中指で、頬から額へ、中央から外側に向けてやさしくのばし、鼻筋や小鼻も忘れずに塗ります。
    目のまわりは、強く目を閉じるとシワで塗り残しが出やすいので、目を開けたまま表情を動かさずに塗ります。まぶたは目に入らないよう注意し、気になる人は軽く目を閉じて塗り広げます。最後に手を肌に密着させて、なじませます。化粧水だけで保湿が足りないときは、乳液やクリームも使います。

  6. 日焼け止めを塗るとき(原因と量、5か所に置いてクルクル塗りと2度塗り)

    塗っているのに焼けてしまう原因は、塗り残しや、肌の細かい溝に日焼け止めが入りきらない「ミクロの塗りムラ」とされています。紫外線を写す特殊なカメラで見ると、塗ったつもりでも塗れていない部分が多く見つかる様子が紹介されていました。
    効果を十分に出す適切な量は、肌1平方センチメートルあたり2mgと説明されていました。多くの人は、べたつきや白っぽさが気になって、その半分ほどしか使っていないそうです。毎回きっちり量るのは難しいので、2度塗りで近づけます。
    いつもの量を手に取り、額、両ほお、鼻の頭、あごの5か所に置きます。そのあと、手のひらや指の腹で円を描くようにクルクルと、溝に押し込むイメージでムラなくのばします。目元や鼻すじなどの細かい部分は、指先でシワに沿ってなじませ、目に入らないよう、こすりすぎないようにします。全体になじませたら、もう一度同じ手順でくり返します。いつもの量で2度塗りすると、量をはからなくても適切な量に近づきます。番組の海での調査では、クルクル塗りをした側のほうが日焼けが少なかったと紹介されていました。

  7. 外出が長いとき・汗をかいたときの場合(こまめな塗り直し)

    日焼け止めの高い効果が続くのは、2〜3時間ほどが目安です。汗をかいたり顔をふいたりしたときは、こまめに塗り直します。外出が長いときは、塗り直し用を持ち歩くと安心です。
    紫外線は日焼けだけでなく、シワやシミなど肌の老化(光老化)にも関わるとされています。ただし、日焼けを避けるために外出しすぎないようにするとビタミンDが不足する可能性があるので、対策をしたうえで適度に外に出ましょう。

  8. 唇が乾いてカサカサするときの場合(乾きやすい理由)

    唇は、皮膚の水分を守る角質層がとても薄いため、水分が逃げやすい場所です。さらに、唇の表面の3〜4割ほどがしわで、そのしわの中にクリームが届きにくいことも乾燥の一因とされていました。
    番組の実験では、乾いた状態を放っておくと数時間でしわが深くなり、皮のむけや赤みが出ていく様子が紹介されていました。リップクリームをこまめに塗っていた人でも乾燥や赤みが出ており、こまめさだけでなく塗り方が大切という流れです。

  9. リップクリームを塗るとき(しわに沿ってタテに、ゆっくり)

    特別な商品を選ぶ必要はなく、肌に合う好みのものを使います。違和感が出るものは避けてください。
    唇のしわは主にタテ方向に走っているため、口を軽く閉じ、しわの流れに合わせて上下に動かすように塗ります。番組の比較では、ヨコ塗りはしわの中に入りにくく、タテ塗りはしっかり入ると紹介されていました。リップクリームの油分は体温でとけるよう工夫されているため、急がずゆっくり丁寧に塗るのがポイントです。

  10. 唇の回数・続け方と、違和感があるときの場合

    番組が紹介した目安は、食後(唇を洗ったあと)とスキンケアのときに欠かさず塗り、1日合計4回以上にすることです。年齢や性別の異なる10人が2週間この塗り方を続け、全員に乾燥の改善がみられたそうです。早い人では2日目から変化を感じたものの、差はあるので、唇の様子をメモしながら自分のペースを確かめましょう。
    かゆみ、赤み、ヒリヒリ感などの違和感が出たときは、使うのをやめて洗い流します。荒れが続くときは、皮膚科に相談してください。

注意点

  • この記事は一般的な目安で、診断や治療は医師が行います。効果の感じ方には個人差があり、番組で紹介された事例と必ず同じ結果になるとは限りません
  • かゆみや赤み、違和感が出たとき、荒れが続くときは、使うのをやめて医師(唇は皮膚科)に相談する
  • 強い痛み、腫れ、ただれ、出血があるときは、早めに医療機関を受診する
  • 極度の乾燥肌の人、持病や服薬、アレルギー、敏感肌の人は、始める前や用品を変える前に医師や薬剤師に相談する
  • 保湿剤や日焼け止めを塗るときは、量を十分に使い、強くこすらない
  • 日焼けを避けようと外出を控えすぎない。ビタミンDが不足する可能性があるため、対策をしたうえで適度に外に出る
  • 唇をなめる、皮をむしるなどの癖は、荒れの悪化につながるといわれているため控える
  • 洗顔や保湿を続けても肌荒れが治まらないとき、肌に違和感があるときは、いったん中止して医療機関への受診も検討する

コツ

  • 洗顔の泡は、手のひらを返しても落ちないかを目安にする。泡立てネットや泡立てポンプを使うと短時間でできる
  • あごのふちなど泡が残りやすいところは、手を交差させて流す。すすぎのぬるま水は、温度計で一度32〜34℃を確かめておくと感覚がつかめる
  • 日焼け止めは、先に5か所に置くと塗り残しを見つけやすい。塗り終えたら、鏡で額の生え際やあご、耳まわりを確認する
  • 日焼け止めは、出かける前に塗る習慣にして、2度塗りまでセットで行う
  • リップクリームは洗面所だけでなく、バッグや机にも置くと塗り忘れが減る
  • 食後に口をすすぐ習慣と、リップの塗り直しをセットにする。スキンケアの最後に唇まで含めると続けやすい
  • 肌や唇の様子を日付つきでメモしておくと、受診のときに伝えやすい。肌荒れが続くときは、睡眠や食事などの生活習慣も見直す

よくある質問

Q朝は水だけの洗顔ではだめですか?
A

番組では、朝に洗顔料を使って洗わないと、皮脂の酸化でダメージを受ける可能性があると紹介されていました。ただし肌の状態には個人差があります。違和感があるときは無理をせず、皮膚科などで相談してください。

Q洗顔のお湯は、温かいほうがさっぱりしませんか?
A

番組では、高すぎる温度は必要な皮脂まで洗い流して乾燥につながるため、体温より少し低い32〜34℃のぬるま水が勧められていました。冷水も毛穴が締まるのは一時的とされており、極端な温度は避けましょう。肌の状態には個人差があります。

Q日焼け止めの量は、きっちり量らないといけませんか?
A

番組では、1平方センチメートルあたり2mgが適切な量とされていましたが、きっちり量らなくても、いつもの量を2度塗りすれば自然と近づくと紹介されていました。量に迷うときは、薬剤師や商品の表示を確認しましょう。

Qリップクリームはヨコ塗りでは間違いですか? 何回塗ればよいですか?
A

間違いというわけではありませんが、番組の比較では、ヨコ塗りはしわの中に入りにくく、しわに沿ったタテ塗りのほうがなじみやすいと説明されていました。回数は、食後とスキンケアのときに塗って1日4回以上が目安です。乾きが気になるときは無理のない範囲で調整してください。

Q塗ったあとに肌や唇が赤くなったり、かゆくなったりしたらどうすればよいですか?
A

使うのをやめて、洗い流します。肌に合わない可能性も含めて、症状が続くときや強いときは医師に相談してください。自己判断で同じものを使い続けないことが大切です。診断は医師が行います。

まとめ

「朝夜の2回、泡立てたきめ細かい泡を転がし、32〜34℃のぬるま水で洗顔 → 保湿剤は指でやさしくのばす → 日焼け止めは5か所に置いてクルクル塗りし、2度塗りと2〜3時間ごとの塗り直し → 唇はしわに沿ってタテにゆっくり塗り、1日4回以上を目安に」。違和感があれば中止して医師に相談しながら、できることから始めましょう。

参考リンク

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みんなの取説 torisetsu.jp / https://torisetsu.jp/manual/skin-and-lip-care/
作成日:2026年10月26日 ※内容は更新されることがあります。最新版は上のURLで確認できます。一般的な情報であり、医療・法律・お金などの判断は専門家や公式窓口にご相談ください。

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