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血糖値の取説(健診の見方と、食事の時間でできる見直し)
健康診断で血糖値が高めと言われた人へ。健診の数字の見方と、食事の時間をそろえる・夕食に工夫を加えるといった、取り組みやすい見直しの手順をまとめました。
- 対象者
- 健康診断で血糖値が高めと指摘された人 ほか
- 難易度
- 初心者向け
- 所要時間
- 健診結果の確認は10分ほど(食事の見直しは毎日の習慣として)
- 最終確認
- 2026年10月11日
これは何の取説?
健康診断の血糖値が「高め」と出たときに、結果の見方を知り、食事の時間や夕食の工夫で血糖値と上手につきあうための取説です。番組では、血糖値を調節するインスリンを出す「β細胞」を疲れさせないことが大切だと紹介されていました。診断や治療は医師が行うため、ここでの内容は生活の見直しの目安として使ってください。
こんな人向け
- 健康診断で血糖値が高めと指摘された人
- 毎年の健診結果を、あまり見ないままにしている人
- 夕食が遅くなりがちで、食事の時間がバラバラな人
- 食事制限や運動を始める前に、取り組みやすい工夫を知りたい人
まず知っておくこと
血糖値が高めでも、自覚症状がないことが多いと紹介されていました。だからこそ、健診の結果を確かめることが大切です。
この記事の数字は診断ではなく、あくまで目安です。診断や治療は医師が行います。持病や服薬がある人、再検査をすすめられた人、症状が続く人、急な体調の変化がある人は、自己判断せず医師に相談してください。不安になりすぎず、できることから始めましょう。
必要なもの
- 直近の健康診断の結果(できれば過去2〜3年分)
- 食事の時間と内容をメモする紙やスマートフォンのメモ機能
- かかりつけ医や、健診を受けた機関の連絡先
- 夕方に食べる軽めの主食(おにぎりなど)
手順
血糖値と「高血糖」を知る
食事をすると血液中の血糖が増えます。血糖は大切なエネルギー源ですが、多い状態が続くと血管に負担がかかる、と番組では説明されていました。
血糖値が高めの状態は「高血糖」と呼ばれます。自覚症状がほとんどないため、気づかないうちに進むことがあるそうです。まずは自分の数字を知ることから始めます。健診結果で見る2つの項目を探す
健康診断の結果票から、血糖値に関わる「空腹時血糖」と「HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)」の欄を探します。
空腹時血糖は朝食前の血糖値、HbA1cは過去1〜2か月の血糖値の平均を表す、と紹介されていました。結果をしまい込まず、必ず目を通します。目安の数字と見比べる
番組では、空腹時血糖で110mg/dL以上、HbA1cで5.6%以上が、いわゆる高血糖の目安として示されていました。ただし、基準は健診を実施する機関によって異なります。
あくまで目安なので、数字だけで一喜一憂せず、結果票にある判定や医師・保健師のコメントも合わせて確認します。過去の結果と並べて、続けて高めかを確かめる
今年の結果だけでなく、過去2〜3年分を並べて見ます。番組では、高血糖の結果が2年、3年と続く場合は、血糖値を調節するすい臓に変化が起きている可能性がある、と紹介されていました。
続いているときは、早めに生活を見直し、医師に相談するきっかけにします。β細胞を疲れさせない、という考え方をつかむ
すい臓のβ細胞は、血糖値を調節するインスリンを出す役割をしています。栄養のバランスが崩れて糖質をとりすぎたり、運動が不足したりすると、β細胞は忙しくなり疲れてしまう、と説明されていました。
一方で、食事のバランスに気をつけ、適度に運動して高血糖を防ぐと、β細胞の負担が減り、インスリンを出す力も改善できるといわれている、という紹介でした。早めの対策が肝心という考え方です。食事の時間を毎日そろえる
番組が紹介した取り組みやすい方法は、食事の時間を規則正しくすることです。β細胞には時計遺伝子があり、時間によって活発なときとそうでないときが調整されているとされ、食事の時間を覚えてインスリンの準備をする働きもあると紹介されていました。
目安として、朝食は午前8時半ごろまで、昼食は12時ごろ、夕食はできれば夜8時ごろなど、一定にします。完全にそろえられない日があっても、できる範囲で大丈夫です。夕食が遅くなる日は「ドカ食い」を避ける
β細胞は朝や日中に活発で、夜は働きがゆるやかになるといわれています。そのため、遅い時間の夕食でたくさん食べるのは避けます。
量を一度に増やさず、ゆっくり食べて、腹八分目を心がけます。夕方に糖質を先にとり、帰宅後は野菜やおかず中心に
仕事などで規則正しい生活が難しい場合の工夫として、おなかがすく夕方に、おにぎりなどで糖質を先にとる方法が紹介されていました。
そのうえで、帰宅後の夕食は野菜やおかずを中心にします。夕方の分を含めて、1日の食事の量が増えすぎないように気をつけます。毎年の健診を受け、再検査は必ず受ける
自分の血糖値を知り、β細胞に負担をかけていないかを確かめるために、毎年の健康診断がとても大切だと紹介されていました。
再検査などの詳しい検査をすすめられた場合は、後回しにせず受けます。また、何年か続けて高めの結果が出ているときは、糖尿病の専門医などに相談することも大切です。
注意点
- 健診の数字や目安は診断ではない。診断や治療は医師が行う
- 持病や服薬がある人は、食事や生活を変える前に医師に相談する
- 再検査をすすめられたとき、結果が続けて高めのとき、強いのどの渇きや急な体調の変化があるときは、早めに医療機関に相談する
- 食事の時間の工夫は、あくまで取り組みやすい見直しの一つ。これだけで十分とは限らないので、結果が気になるときは専門家に確認する
- 運動を始める場合は、痛みが出たら中止し、無理をしない
- 糖質を極端に減らすなど、自己流の食事制限は避ける
コツ
- 健診結果は、毎年同じファイルにまとめておくと、年ごとの変化を比べやすい
- 食事の時間を1〜2週間メモすると、遅くなりやすい曜日や場面が見える
- 夕方用に、おにぎりなどを職場や家に用意しておくと続けやすい
- 家族と食事の時間を話し合っておくと、そろえやすい
- 結果票の判定欄や、医師・保健師のコメントも忘れずに読む
よくある質問
Q健診の結果が高めでした。もう糖尿病ということですか?
高めと出ても、病気と決まるわけではありません。番組では、高血糖は糖尿病へ向かう途中の状態として紹介されていました。診断は医師が行いますので、結果票の判定を確認し、再検査をすすめられたときは必ず受けてください。
Q食事の時間をそろえるだけで、血糖値は下がりますか?
番組では、食事の時間を規則正しくすることがβ細胞の負担を減らす取り組みやすい方法として紹介されていました。ただ、効果には個人差があります。食事のバランスや運動もあわせて見直し、結果が気になるときは医師に相談してください。
Q仕事で夕食がどうしても遅くなります。どうすればよいですか?
夕方におにぎりなどで糖質を先にとり、帰宅後の夕食は野菜やおかず中心にする方法が紹介されていました。遅い時間に一度にたくさん食べるのは避けましょう。持病や服薬がある人は、自分に合う方法を医師に確認してください。
まとめ
「健診結果の空腹時血糖とHbA1cを確認する → 過去の結果と並べて続けて高めかを見る → 食事の時間をそろえ、遅い夕食のドカ食いを避ける → 夕方に糖質を先にとり帰宅後は野菜やおかず中心にする → 毎年健診を受け、再検査や続けて高めのときは医師に相談する」。自覚症状がないからこそ、数字を見ることから無理なく始めましょう。
参考リンク
この取説はどうでしたか?
みんなの取説 torisetsu.jp / https://torisetsu.jp/manual/blood-sugar-guide/
作成日:2026年10月26日 ※内容は更新されることがあります。最新版は上のURLで確認できます。一般的な情報であり、医療・法律・お金などの判断は専門家や公式窓口にご相談ください。
この取説への質問
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