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二人の取説の作り方(恋人・夫婦・友人・ルームメイトで作る、二人だけのルールブック)

二人で交代しながら書いて、読み合わせて、ちょっと笑って、ちょっと仲良くなる。恋人・夫婦・友人・ルームメイトで作る「二人の取説」の作り方を、例文たっぷりでまとめました。

対象者
付き合い始めや同居の前に、お互いのことをゆっくり知っておきたい二人 ほか
難易度
初心者向け
所要時間
交代で書いて各30分ほど、読み合わせに1時間ほど(更新は数分)
最終確認
2026年10月16日
取説編集部

これは何の取説?

二人の関係について、呼び方、お互いの取説、ルール、話し合いのコツ、ケンカの合図と仲直り、家事、お金、ひとりの時間、楽しみ、これからのことを、二人で一緒にまとめていく方法です。取説.jpの「二人の取説」(?template=pair)で作れます。
恋人でも、夫婦でも、親友でも、ルームメイトでも大丈夫。二人の関係を、ちょっと楽しく、ちょっとラクにするための「二人だけのルールブック」です。✨
診断で自分のタイプを知りたいときは、診断ツール https://torisetsu.jp/quiz/ もどうぞ。

こんな人向け

  • 付き合い始めや同居の前に、お互いのことをゆっくり知っておきたい二人
  • 長く一緒にいて「言わなくても分かるはず」が増えてきた二人
  • いつも同じことでモヤモヤしがちで、話し合いの型がほしい二人
  • ルームメイトや友人と、気持ちよく暮らす(付き合う)工夫を考えたい人

まず知っておくこと

いちばん大事な考え方は、これです。ルールは「相手を守らせるため」ではなく、「二人が楽になるため」のもの。🌱

  • どちらかが一方的に決めない(二人が「それ、いいね」と思えたものだけを書く)
  • うまくいかない日があっても、責めない(取説は反省文ではありません)
  • いつでも書き換えてOK。二人とも変わっていくので、取説も育てていきます

作成にはアカウント登録(無料)が必要です。本名、住所、電話番号、職場名などは書かないでください。

必要なもの

手順

0 / 11 完了チェックはこの端末に自動保存されます
  1. 「なんのために作るか」を二人で一言にする

    最初に、作る理由を軽く確認します。例を挙げます。

    • 「言わなくても伝わる、を卒業して、言えば伝わる二人になりたい」
    • 「ケンカしても、早めに仲直りできる二人になりたい」
    • 「同居が始まる前に、お互いのクセを笑って共有したい」
    • 「ルームメイトと、ほどよい距離感でいたい」

    目的は一言で十分です。「相手を直すため」ではなく「二人が過ごしやすくなるため」という方向で揃えておくと、あとがスムーズです。

  2. 項目を眺めて、書きやすいところから決める

    取説の項目は、「二人はこんな関係」「呼び方」「Aさん・Bさんの取説」「ルール」「話し合いのコツ」「ケンカの合図と仲直り」「家事分担」「お金」「ひとりの時間」「楽しみ」「これから」です。
    全部を一度に埋めなくて大丈夫。まずは楽しく書けそうな「呼び方」や「楽しみ」から始めると、ワクワクのまま進められます。🎉

  3. 「二人はこんな関係」と「呼び方」を書く

    二人の関係を、自分たちの言葉で紹介します。
    例:「凸凹コンビ。Aがアクセル、Bがブレーキ」「ゆるく見えて、実は信頼度は高めの二人」
    呼び方も書いておくと楽しいです。
    例:「普段は下の名前で呼ぶ。真面目な話のときだけ、なぜか敬語になる」「LINEでは、スタンプが返事代わりになることがある」
    名前は、ニックネームや「Aさん・Bさん」で構いません。本名や住所などは書かないでください。

  4. 交代で、自分の取説を書く(Aさん→Bさん)

    ここが一番おもしろいところです。まずAさんが「自分の取説」を書き、次にBさんが書きます。相手のことは書かず、自分のことだけを書くのがコツです。
    書き方の例:

    • うれしいこと:「『ありがとう』の一言で、一日機嫌がよくなる」
    • 苦手なこと:「疲れているときの急な予定変更は、フリーズする」
    • 困ったときのサイン:「口数が減って、ため息が増える」
    • こうしてもらえると助かる:「15分だけ、そっとしておいてもらえるとありがたい」

    「〜しないで」より「〜してもらえると助かる」と書くと、読む側も受け取りやすくなります。決めつけず、「今の自分はこう」くらいの軽さで書きましょう。

  5. お互いの取説を、読み合わせる

    書き終わったら、飲み物を用意して、声に出して読み合わせます。

    • 読んでもらったら、まず「教えてくれてありがとう」と伝える
    • 「それは違うよ」と言いたくなっても、一旦ストップ。「そう感じているんだね」と受け止める
    • 「へえ、知らなかった!」が出たら大成功
    • 分からないところは、責めるのではなく、興味を持って質問する(「それ、どんなときに思うの?」)

    笑い話になったエピソードは、そのまま取説に足してもOKです。😆

  6. 「ルール」は、数を絞って、二人で選ぶ

    ルールは多くなくて大丈夫。3つ〜5つくらいがちょうどいいです。
    例:

    • 「寝る前に、今日の良かったことを1つ話す」
    • 「予定が変わったら、分かった時点でスタンプでも一報入れる」
    • 「大事な話は、お腹がすいているときにしない(まずご飯)」
    • 「『ごめん』と『ありがとう』は、軽く言う」

    ルールを決めるときのチェック:①二人とも「これなら楽になる」と思えるか ②破っても、責めずに「次どうしよう?」と話せるか。この2つに「はい」と言えるものだけ残します。

  7. 縛りになるルールは入れない(大事な注意)

    次のようなものは、ルールにしないでください。

    • スマホやSNSを常にチェックさせる、メッセージにすぐ返信することを求める
    • 誰と会うか、どこへ行くかを一方的に決める、友人や家族との付き合いを制限する
    • お金の使い道を、片方だけで管理して、相手に自由を認めない
    • 守れなかったときに、罰や責める言葉で追い詰める

    これらは、相手の自由を奪う「束縛」になりやすく、DV(ドメスティック・バイオレンス)やモラハラにつながるおそれがあります。ルールは「二人が対等に話し合って決めたもの」で、いつでも「やめたい」「変えたい」と言える状態が前提です。
    「これって普通?」と思ったら、一人で抱え込まず、相談してみてください。

  8. 「話し合いのコツ」と「ケンカの合図・仲直り」を決める

    ケンカは、起こさないことより、うまく終わらせることが大切です。二人なりのコツを書きます。
    話し合いのコツの例:

    • 「どちらかが疲れているときは、翌日に回す」
    • 「責める言い方ではなく、『私はこう感じた』で話す」
    • 「相手が話している間は、最後まで聞いてから話す」

    ケンカの合図の例:

    • 「口数が減ったら、サイン。『タイム』と言っていい」
    • 「15分だけ別の部屋で頭を冷やす」

    仲直りの例:

    • 「どちらからでも『さっきはごめん、話そう』と言う」
    • 「仲直りのおやつは、コンビニのプリン」🍮

    どちらかが危険を感じるような状態になったときは、仲直りの前に、まず安全を最優先にしてください。

  9. 家事・お金・ひとりの時間を、すり合わせる

    ここは、いちばんすれ違いが起きやすいところなので、じっくり話します。
    【家事分担】完璧に半分こを目指さなくても大丈夫。「得意・苦手・好き・嫌い」で分けると、うまくいきやすくなります。「料理はA、片付けはB、ゴミ出しは気づいた方」など。忙しい週は、助け合うルールも書いておくと安心です。
    【お金】共有する部分(家賃、光熱費、食費など)と、それぞれ自由に使う部分を分けると、ストレスが減りやすいです。「いくらから、事前に相談する?」を決めておきます。金額や口座の詳細は書かないでください。
    【ひとりの時間】「ひとりになる時間は、わがままではなく、元気を補充するためのもの」と書いておくと、気兼ねなく過ごせます。例:「週に1回は、それぞれ自由な時間」「ひとりでいたいときは、『充電中』と言う」🔋

  10. 「楽しみ」と「これから」を書いて、締めくくる

    最後は、ワクワクする項目でしめましょう。
    楽しみの例:

    • 「月に1回、行ったことのない店に行く」
    • 「記念日じゃなくても、小さなお祝いをする」
    • 「二人で見たいドラマ・映画リスト」

    これからの例:

    • 「半年後に、この取説を読み返して更新する」
    • 「やってみたいことを、1つずつ増やす」

    「これから」は、決めつけず、「今のところこう考えている」くらいのゆるさで十分です。

  11. 作成ページに入力して、見直しの日を決める

    ここまでの内容を、作成ページ(https://torisetsu.jp/create/?type=person&template=pair)に入力します。二人で画面を見ながら進めると、楽しく仕上がります。
    公開範囲や、見せる相手は、必ず二人で相談して決めてください。二人だけで使うなら、共有範囲は最小限にするのが安心です。
    最後に、「3か月後に読み返そう」と見直しの日を決めておきます。変わったことは、そのまま書き足していきましょう。

注意点

  • ルールは「相手を守らせる」ためのものではなく、二人が楽になるためのもの。どちらかが一方的に決めたり、守れないことを責めたりしない
  • スマホの監視、交友関係の制限、お金の取り上げ、返信の強要などは、ルールにしない。束縛はDVやモラハラにつながるおそれがある
  • 取説は、相手を変えるための道具ではない。「直してほしい点リスト」にならないよう注意する
  • 本名、住所、電話番号、職場名など、個人を特定できる情報は書かない
  • お金の金額や口座、パスワードなどは書かない
  • 怖い、苦しい、逃げたいと感じたときは、取説づくりより安全が先。一人で抱え込まず、下記の窓口に相談する
  • 警察への相談(緊急ではないとき):警察相談専用電話 #9110
  • DV相談ナビ #8008:最寄りの配偶者暴力相談支援センターなどにつながる
  • お金や契約のトラブルが絡むとき:消費者ホットライン 188
  • 今すぐ危険があるときは、110番へ

コツ

  • 最初は笑える項目(呼び方、楽しみ)から書くと、空気がやわらぐ
  • 「いつも」「絶対」より、「最近は」「たいてい」と書くと、決めつけにならない
  • 読み合わせのときは、お茶やおやつを用意すると話しやすい
  • 相手の取説を読んで気づいたことは、「発見」として伝える(「〜だったんだ!」)
  • 季節の変わり目や、引っ越し・転職などの節目に見直すと、ちょうどよい
  • 診断ツール https://torisetsu.jp/quiz/ で自分の傾向を知ってから書くと、言葉が出やすい人もいる

よくある質問

Q恋人だけでなく、友人やルームメイトでも作れますか?
A

はい。恋人、夫婦、友人、ルームメイトなど、どんな関係でも作れます。関係に合わせて、使わない項目は飛ばしたり、言葉を言い換えたりして大丈夫です。

Q相手が乗り気でないときは、どうすればよいですか?
A

無理に勧めず、「ちょっと楽しそうなことを見つけたから、よかったら見てみない?」くらいの軽さで声をかけてみてください。自分の取説だけ先に書いて見せる方法もあります。断られても、責めないことが大切です。

Q取説に書いたことは、守らなければいけませんか?
A

いいえ。取説は、守らせるための契約書ではありません。うまくいかない日があっても自然なことです。「今回は難しかった、どうしようか」と話し合うきっかけとして使ってください。

Qルールがしんどいと感じたら、どうすればよいですか?
A

その感覚は大切なサインです。取説は、いつでも書き換えられます。話しづらいときや、怖さを感じるときは、一人で抱え込まず、DV相談ナビ #8008 など、相談できる窓口を使ってください。

まとめ

「目的を一言にする → 書きやすい項目から → 交代で自分の取説を書く → 読み合わせる → ルールは少なく、二人で選ぶ → 束縛になるルールは入れない → ケンカの合図と仲直りを決める → 楽しみで締める → 見直しの日を決める」。ルールは守らせるためではなく、二人が楽になるために。困ったときは一人で抱えず、#8008 や #9110 へ。

参考リンク

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みんなの取説 torisetsu.jp / https://torisetsu.jp/manual/pair-manual-guide/
作成日:2026年10月26日 ※内容は更新されることがあります。最新版は上のURLで確認できます。一般的な情報であり、医療・法律・お金などの判断は専門家や公式窓口にご相談ください。

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