
みんなの取説 torisetsu.jp暮らしの取説
つらい頭痛とつきあう取説
頭痛を我慢しすぎていませんか。市販薬との上手なつきあい方、受診を考える目安、頭痛ダイアリーのつけ方を、番組の内容にそってやさしくまとめました。
- 対象者
- 頭痛をいつも我慢してやり過ごしている人 ほか
- 難易度
- 初心者向け
- 所要時間
- 頭痛ダイアリーは毎日1分ほど
- 最終確認
- 2026年10月11日
これは何の取説?
頭痛は多くの人が悩む身近な不調ですが、「病院に行くほどではない」と我慢してしまう人も少なくありません。番組では、日本では頭痛で医療機関を受診する人が諸外国より少ないといわれていること、そして我慢を重ねたり市販薬に頼りすぎたりすると、かえってつらくなる場合があることが紹介されていました。ここでは、薬とのつきあい方、受診を考える目安、受診で得られること、頭痛ダイアリーの使い方を手順にまとめます。診断や治療は医師が行うため、見直しのきっかけとして使ってください。
こんな人向け
- 頭痛をいつも我慢してやり過ごしている人
- 市販の鎮痛薬を飲む回数が増えてきた人
- 自分の頭痛が何のタイプなのか分からない人
- 頭痛でつらい家族や同僚の理解を深めたい人
まず知っておくこと
頭痛にはいくつかの種類があり、原因や向く対策もそれぞれ違います。番組では、種類を自分で見分けるのは難しいため、つらいときは自己判断せず専門家に診てもらうよう紹介されていました。
突然の激しい頭痛、ふだんと明らかに違う頭痛、ろれつが回らない、手足のしびれや力が入らない、意識がぼんやりするなどの急な変化があるときは、様子を見ずにすぐ医療機関に相談・受診してください。持病や服薬がある人、症状が続く人も、早めに医師や薬剤師に相談すると安心です。診断や治療は医師が行います。
必要なもの
- 頭痛ダイアリーにするノートやスマートフォンのメモ機能
- いま使っている薬の名前や飲んだ日が分かるメモ
- かかりつけ医や、近くの内科・脳神経内科などの連絡先
- 受診時に伝えたい質問を書いた紙
手順
「頭痛くらいで病院は大げさ」という思い込みに気づく
番組では、日本人は頭痛を我慢する傾向が強く、受診する人が少ないと紹介されていました。
まずは「つらいなら相談してよい」と考えを切り替えてみましょう。市販の鎮痛薬を飲んだ日を数えてみる
薬は用法・用量を守って使うことが前提です。番組では、薬を飲む日が多い状態が続くと、薬の使いすぎが原因の頭痛になる場合があると説明されていました。
カレンダーに飲んだ日をしるして、1か月にどのくらいの日数になっているかを確認します。回数の目安を知っておく
番組では、月に10日以上(薬の種類によっては15日以上)飲んでいると注意が必要で、週に2日以上飲んでいる場合もその予備軍の可能性があると紹介されていました。
あくまで目安です。当てはまりそうなら、薬をやめたり増やしたりせず、受診して相談します。受診を考えたほうがよい場面を確認する
番組が挙げていたのは、次のような場合です。
- 市販薬を週に2日以上使っている
- 自分の頭痛のタイプが分からない
- ふだんと違う頭痛や、とても強い痛みがある
- 頭痛で生活に支障が出ている
特に急な激しい痛みは、命に関わる病気が隠れていることもあるため、早急な受診が勧められていました。
頭痛ダイアリーをつける
日付、頭痛の有無や強さ、飲んだ薬、その日の行動や睡眠の様子を簡単に書き留めます。
番組では、記録を続けることで、自分の頭痛の原因や傾向が見えやすくなると紹介されていました。完璧でなくてよいので、続けやすい形で書きましょう。受診先を選ぶ
番組では、日本頭痛学会が認める「頭痛専門医」がいて、学会のホームページから探せると紹介されていました。近くにいない場合は、身近な脳神経内科に相談する方法もあるそうです。
大きな病院では紹介状が必要なことがあるため、事前に確認しておくと安心です。診察で、問診とダイアリーを活かす
医療機関では、医師が生活の様子を細かく尋ねる問診と、頭痛ダイアリーの内容をもとに原因を探っていくと紹介されていました。
頭痛のタイプに合わせて、発作時に使う薬や、頭痛を起こしにくくする薬などが検討されます。使う薬や費用は人によって違うため、医師に確認しましょう。生活習慣を整え、運動は医師と相談して取り入れる
原因が分かったら、できる範囲でそれを避けることが大切だと紹介されていました。運動やストレッチが勧められることもありますが、頭痛の種類によっては痛いときに動かないほうがよい場合もあります。
運動を始める前に、必ず医師に相談してください。痛みが出たらすぐ中止しましょう。
注意点
- 市販薬は用法・用量を守る。使う日が増えてきたら、自己判断で続けず相談する
- 薬の種類や量、治療の内容は、医師や薬剤師に確認する。この記事では断定しない
- 突然の激しい頭痛、ふだんと違う頭痛、ろれつが回らない、しびれ、意識の変化などがあるときは、すぐに医療機関へ
- 持病や服薬がある人、妊娠中や授乳中の人は、薬を選ぶ前に医師や薬剤師に相談する
- 運動やストレッチは、医師と相談したうえで。痛みが出たら中止する
- ダイアリーは診断ではなく、相談のための記録
コツ
- ダイアリーには、天気、睡眠時間、仕事の忙しさ、女性は体調の周期なども書いておくと、傾向を見つけやすい
- 受診前に「いつから」「どんな痛み」「薬は何をいつ飲んだか」をメモしておく
- 肩や首のこりがある人は、そのことも医師に伝える
- 頭痛のつらさは周りに伝わりにくいので、家族や職場に一言伝えておくと過ごしやすくなる
よくある質問
Q頭痛くらいで受診してもよいのでしょうか?
番組では、頭痛で生活に支障が出ているなら、重さにかかわらず相談してよいと紹介されていました。我慢しすぎず、一度医療機関に相談してみましょう。
Q市販薬は飲まないほうがよいのですか?
そうではありません。用法・用量を守って使うことが大切です。ただ、飲む日が増えてきたり、数回飲んでも良くならなかったりするときは、医師や薬剤師に相談してください。
Q頭痛の種類は自分で見分けられますか?
番組では、種類の見分けは難しく、肩こりが関わる頭痛と片頭痛が重なることもあると紹介されていました。対策も変わるため、自己判断せず専門家に診てもらうと安心です。
まとめ
「頭痛を我慢しすぎない → 薬を飲んだ日を数えて頭痛ダイアリーをつける → 目安に当てはまれば頭痛専門医や脳神経内科に相談 → 医師と相談しながら生活習慣を整える」。急な激しい痛みや強い異変があるときは、すぐに受診しましょう。
参考リンク
この取説はどうでしたか?
みんなの取説 torisetsu.jp / https://torisetsu.jp/manual/headache-care/
作成日:2026年10月26日 ※内容は更新されることがあります。最新版は上のURLで確認できます。一般的な情報であり、医療・法律・お金などの判断は専門家や公式窓口にご相談ください。
この取説への質問
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