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アイロンの取説(洗濯表示の見方・当て布・シャツとスラックスのかけ方)

アイロンの温度は洗濯表示のマークで決めます。当て布やスチームの使い分け、シャツとスラックスをかける順番、使ったあとの片付けとやけど防止までを、順番にまとめました。

対象者
アイロンを久しぶりに使う人、ほとんど使ったことがない人 ほか
難易度
初心者向け
所要時間
準備に5分、シャツ1枚で10〜15分ほど
最終確認
2026年10月13日
取説編集部

これは何の取説?

アイロンがけを「表示を見る → 準備する → 順番にかける → 冷ます・片付ける」の流れでまとめた取説です。シワを取るだけでなく、生地を傷めず、やけどをしないことを大切にしています。

こんな人向け

  • アイロンを久しぶりに使う人、ほとんど使ったことがない人
  • シャツやスラックスをきれいに仕上げたい人
  • テカリや焦げを作ってしまったことがある人
  • 家族にアイロンを任せる前に注意点を知っておきたい人

まず知っておくこと

アイロンの設定温度は、衣類の洗濯表示(タグ)にあるアイロンのマークで決めます。ここに書く温度や手順は一般的な目安です。お使いのアイロンの設定や使い方は、必ず取扱説明書で確認してください。
洗濯表示のマークの意味は、消費者庁などの公式サイトでも見られます。

必要なもの

  • アイロンと、安定したアイロン台
  • 当て布(綿の白いハンカチや薄手の布など)
  • 霧吹き、またはスチーム機能用の水(取扱説明書で指定された水)
  • ハンガー
  • 耐熱の置き場(アイロンを立てて置ける場所)

手順

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  1. 洗濯表示でアイロンがかけられるか確認する

    衣類のタグにあるアイロンの形のマークを見ます。

    • 点(ドット)が1つ:低温(目安は110度まで)
    • 点が2つ:中温(目安は150度まで)
    • 点が3つ:高温(目安は200度まで)
    • アイロンに×印:アイロンをかけられない

    スチームを使えるかどうかは、取扱説明書や表示で別に確認します。点1つのマークの衣類は、スチームを避けるよう書かれていることがあります。

  2. 素材と見た目で、かける順番を決める

    温度の低いものから、高いものへ順にかけると、設定を変える手間とやけどの危険が減ります。

    • 低温:ポリエステル、ナイロンなどの化学繊維、シルクの一部
    • 中温:ウール、ポリエステル混の衣類
    • 高温:綿、麻

    最初に温度が上がるまで待つ必要があるため、低温のものから始めるのが基本です。

  3. アイロン台とアイロンを準備する

    アイロン台を安定した場所に置き、電源コードが足に引っかからないようにします。水を入れるタイプは、取扱説明書で指定された水を入れます。
    温度ダイヤルをマークに合わせ、温まるまで待ちます。待っている間に、衣類のシワのひどい所に霧吹きで軽く水をかけておくと、のびやすくなります。

  4. 当て布とスチームを使い分ける

    次のような衣類は、テカリや焦げを防ぐため、当て布を使います。

    • 濃い色のもの、ウール、シルク
    • プリントやボタン、飾りがあるもの
    • 化学繊維

    スチームは、シワが深いときや、生地にハリを出したいときに使います。ただし、シルクなど水で跡が残る素材や、表示で禁止されているものには使わないでください。

  5. シャツをかける順番

    シワのとりにくい小さな部分から、大きな部分へ進めると仕上がりがきれいになります。

    • 襟(裏側から外側へ、中央から端へ)
    • 肩(ヨーク)
    • 袖(カフスを先に、そのあと袖全体を)
    • 身ごろ(前の左右、背中の順に)
    • 最後に襟をもう一度整える

    アイロンは、すべらせるように動かし、同じ場所に長く止めないようにします。ボタンの周りは、ボタンのすき間にアイロンの先を入れて、そっと当てます。

  6. スラックスをかける順番

    • ポケットの内側を引き出して、先にのばす
    • ウエスト周りとベルト通し
    • 裾からももの方向へ、片足ずつ(裏返してから)
    • 表返し、折り目(センタープレス)を合わせる
    • 当て布をのせて、折り目の線に沿ってアイロンを当てる

    テカリが出やすいので、表面から直接かけるときは、必ず当て布を使うか、裏側からかけます。

  7. 仕上げは冷ましてからしまう

    かけ終わった衣類は、すぐにたたまず、ハンガーにかけて熱と湿気が飛ぶまで置きます。熱いうちにたたむと、またシワがつくことがあります。
    シャツはボタンを1つか2つとめ、スラックスは折り目を合わせてクリップハンガーなどにかけておくと形が保てます。

  8. 片付けは電源を切り、冷めてから

    使い終わったら、まず電源プラグを抜きます。スチームアイロンは、取扱説明書の手順に従って水を捨てます。
    アイロンは完全に冷めるまで、立てて置くか、耐熱の場所に置きます。冷めてからコードをまとめ、収納します。熱いまま収納袋やクローゼットにしまうのは、火災ややけどの原因になるため絶対にしないでください。

  9. 焦げ・テカリ・水の跡が出たとき

    焦げ付きやテカリが出たときは、無理にこすらず、洗濯表示を見て家庭で洗えるものか確認します。ひどいときはクリーニング店に相談します。
    水の跡が残ったときは、乾いてから当て布をして低めの温度でかけ直すと目立たなくなることがあります。アイロンの底が汚れたときは、冷めてから取扱説明書に従ってお手入れします。

注意点

  • アイロンは高温になる。底面やスチームの蒸気でやけどをするおそれがあるため、小さな子どもやペットの手の届かない所で使い、冷めるまで置き場所に気をつける
  • 使用中にその場を離れるときは、電源を切るか、プラグを抜く。かけたまま放置すると火災の原因になる
  • コードに足を引っかけない。タコ足配線や、傷んだコードは使わない
  • 洗濯表示でアイロン禁止(×印)の衣類には使わない
  • スプレーのりや、可燃性のスプレーを使うときは、取扱説明書の指示に従う
  • アイロンの設定温度や水の種類、スチームの使い方は製品ごとに違う。必ずお使いの取扱説明書で確認する

コツ

  • 洗濯後、乾ききる前の少し湿った状態でかけると、シワがのびやすい
  • シャツは干すときに手でパンパンと叩いて、ハンガーにかけるとシワが減る
  • 当て布はハンカチ1枚用意しておくと便利
  • 時間がないときは、ハンガーにかけたままスチームを当てる方法もある(衣類に合うか確認する)
  • 週末にまとめてかけるより、着る日の前日に1枚ずつかけるほうがきれい

よくある質問

Q洗濯表示のないものは、何度でかければよいですか?
A

素材が分からないときは、低めの温度から目立たない場所で試します。当て布を使うと安心です。それでも不安なときは、クリーニング店に相談してください。

Qスチームアイロンに水道水を入れてもよいですか?
A

製品によって、使える水の種類は違います。取扱説明書に書かれた水を使ってください。水垢がつきにくいよう、使い終わったら水を捨てるのが一般的です。

Qテカリが出てしまいました。元に戻りますか?
A

軽いテカリなら、当て布をして蒸気を当て、乾いたあとにブラシで整えると目立たなくなることもあります。ひどいときは、クリーニング店に相談してください。

まとめ

「洗濯表示で温度を確認 → 低温の衣類から順にかける → 当て布とスチームを使い分け → シャツは襟・肩・袖・身ごろ、スラックスはポケットから → 冷ましてしまう → 使い終わったらプラグを抜いて冷めてから片付ける」。やけどと火災に気をつけながら、無理なく続けましょう。

参考リンク

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みんなの取説 torisetsu.jp / https://torisetsu.jp/manual/ironing-guide/
作成日:2026年10月26日 ※内容は更新されることがあります。最新版は上のURLで確認できます。一般的な情報であり、医療・法律・お金などの判断は専門家や公式窓口にご相談ください。

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