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離婚を考えたときの取説

離婚の方法、話し合っておくべきこと、離婚届と届出後の手続きまで。感情的になりやすい時期だからこそ、決めることを順番に整理しました。

対象者
離婚を考えていて、何から手をつければいいか分からない人 ほか
難易度
経験者向け
所要時間
数か月〜1年以上
最終確認
2026年10月4日
取説編集部

あなた専用の取説を作りますいくつか選ぶだけ。あなたに必要なことだけを、手続き先・締切つきのチェックリスト(PDF)にします。

あなた専用の取説を作る

いくつか選ぶだけで、あなたに必要なやることを順番に一覧にします。急がず、できるところから進めましょう。
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1いまの状況は?
2未成年の子どもはいますか?
3結婚で氏(名字)を変えましたか?
4気がかりなことは?(当てはまるものすべて)
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まず:安全と気持ちの整理

  • 配偶者暴力相談支援センター・警察
    詳しく

    身の危険を感じるときは、手続きより先に安全を確保してください。警察や、DV相談ナビ(#8008)などの窓口に相談できます。

  • 自分で
    詳しく

    なぜ離婚したいのか、離婚後どう暮らしたいのかを書き出してみます。急いで結論を出さなくて大丈夫です。

相談先を見つける

  • 市区町村の相談窓口・家族や友人
    詳しく

    自治体の相談窓口、法テラス、弁護士などに相談できます。早めに話すと、選択肢が見えやすくなります。

  • 法テラス
    詳しく

    収入などの条件によっては、法テラスの無料相談を利用できます。利用できるかどうかは、窓口やWebサイトで確認しましょう。

  • 弁護士・法テラス
    詳しく

    相手と直接話すのが難しい場合は、弁護士への相談や、家庭裁判所の調停を使う方法があります。無理に一人で話し合わなくて大丈夫です。

  • 市区町村役場
    詳しく

    離婚届を勝手に出されるおそれがあるときは、役所に不受理申出をしておくことができます。手続きの方法は窓口で確認しましょう。

決めることを洗い出す

  • 自分で
    詳しく

    預貯金、不動産、保険、ローンなどが分かる資料を集めます。話し合いのときも、相談のときも役に立ちます。

  • 自分で
    詳しく

    財産分与、慰謝料(ある場合)、年金分割、住まい・引越しなど、話し合って決めることを書き出します。

  • 二人で・専門家に相談
    詳しく

    親権(父母の一方、または双方で行う共同親権)、養育費(金額・支払い方法・期間)、面会の方法を考えます。養育費の取り決めがない場合に請求できる法定養育費の制度もあります。子どもの気持ちと生活を最優先にしましょう。

  • 自分で
    詳しく

    子どもの学校や生活、かかる費用をメモしておくと、話し合いや相談がしやすくなります。

  • 二人で
    詳しく

    結婚中に築いた財産の分け方を考えます。相手の同意なく財産を移したり、隠したりしないようにしましょう。

  • 年金事務所
    詳しく

    年金分割の請求には期限があります。離婚等の翌日から原則5年です(令和8年3月31日以前の離婚は2年)。財産分与の請求にも期限があるので、離婚前にできるだけ決めておけるよう、早めに窓口で確認しましょう。

  • 自分で
    詳しく

    住まい・仕事・子どもの費用など、離婚後の生活費を具体的に出してみます。数字にすると、不安が整理しやすくなります。。。

話し合い・書面にする

  • 二人で
    詳しく

    話し合いは、感情が落ち着いているときに行います。議題を決めて短い時間にすると、お互いに冷静に話しやすくなります。

  • 自分で
    詳しく

    話し合いのたびに、決まったことと決まらなかったことを書き留めます。後で内容を確認するときに役立ちます。

  • 家庭裁判所
    詳しく

    話し合いがまとまらない場合は、家庭裁判所の調停を利用できます。養育費や面会交流も調停で取り決められます。手続きの方法は裁判所のWebサイトや窓口で確認しましょう。

  • 二人で
    詳しく

    合意した内容は書面に残します。書き方に迷うときは、専門家や相談窓口に確認しましょう。

  • 公証役場
    詳しく

    将来の支払いがある取り決めは、公正証書にしておくと、支払いが滞ったときに対応しやすくなります。

離婚届を出す

  • 市区町村役場
    詳しく

    協議離婚の場合は、夫婦と成人の証人2名が署名した離婚届を、市区町村役場に提出します。

  • 自分で
    詳しく

    未成年の子どもがいる場合は、親権者(父母の一方、または双方)の記載が必要です。決められないときは、家庭裁判所の手続きを使う方法があります。様式や書き方は、窓口で確認しておくと安心です。

氏・戸籍・住所の手続き

  • 自分で
    詳しく

    原則として結婚前の氏に戻ります。結婚中の氏をそのまま使いたい場合は、離婚の日から3か月以内に届け出ます。

  • 家庭裁判所・市区町村役場
    詳しく

    子どもの氏や戸籍を自分と同じにしたい場合は、家庭裁判所での手続きが必要になることがあります。

  • 市区町村役場
    詳しく

    住まいが変わる場合は、役所での住所の手続きが必要です。必要なものと手続きの順番を窓口で確認しましょう。

保険・年金・手当などの手続き

  • 市区町村役場・年金事務所
    詳しく

    加入していた保険や年金の種類によって、切り替えの手続きが必要になります。窓口で確認しましょう。

  • 市区町村役場
    詳しく

    支援の内容は自治体によって異なります。使える制度がないか、窓口で相談してみましょう。

  • 各金融機関・警察署など
    詳しく

    氏を戻す場合は、運転免許証、銀行、保険、携帯電話などの名義変更が必要になります。一覧を作り、終わったものから消していきましょう。

  • 相談窓口・専門家
    詳しく

    手続きが一度に進まなくても大丈夫です。分からないことや不安なことは、自治体の窓口や専門家にその都度相談しましょう。

※ 手続きや支援の内容は、自治体や状況によって異なります。法律に関する判断は、法テラス、弁護士、自治体の相談窓口などで確認してください。

これは何の取説?

離婚を考え始めたときに、どんな方法があり、何を決めておく必要があるのか、そして離婚後にどんな手続きがあるのかを整理した取説です。

こんな人向け

  • 離婚を考えていて、何から手をつければいいか分からない人
  • 離婚が決まり、手続きの流れを確認したい人

まず知っておくこと

配偶者からの暴力やモラハラなどで身の危険を感じている場合は、手続きより先に安全の確保を優先してください。警察や、DV相談ナビ(#8008)などの相談窓口に相談できます。
離婚の方法には、夫婦の話し合いで決める協議離婚のほか、家庭裁判所での調停・審判・裁判があります。子どもの親権など、法律が改正されている分野もあるため、最新の情報は法テラスや弁護士、自治体の相談窓口で確認しましょう。

話し合いの前に、家計・収入・財産・保険などの資料を整理しておきましょう

必要なもの

  • 家計・収入・財産(預貯金・不動産・保険・ローンなど)が分かる資料
  • 子どもに関すること(学校・生活・費用など)のメモ
  • 話し合いの記録
離婚の手続きの流れ:相談する、整理する、合意を書面に、届を出す、戸籍と住所、保険・年金

手順

  1. 気持ちと状況を整理し、相談先を見つける

    なぜ離婚したいのか、離婚後どう暮らしたいのかを書き出します。
    一人で抱え込まず、自治体の相談窓口、法テラス、弁護士などに早めに相談すると、選択肢が見えやすくなります。

  2. 決めることを洗い出す

    主に次のようなことを話し合って決めます。

    • 子どもの親権
    • 養育費(金額・支払い方法・期間)
    • 子どもとの交流(面会)の方法
    • 財産分与(結婚中に築いた財産の分け方)
    • 慰謝料(ある場合)
    • 年金分割
    • 住まい・引越し
  3. 話し合い、合意内容を書面にする

    合意した内容は、離婚協議書として書面に残します。養育費など、将来の支払いがある取り決めは、公正証書にしておくと支払いが滞ったときに対応しやすくなります。
    話し合いがまとまらない場合は、家庭裁判所の調停を利用できます。

  4. 離婚届を出す

    協議離婚の場合は、夫婦と成人の証人2名が署名した離婚届を、市区町村役場に提出します。未成年の子どもがいる場合は、親権についての記載が必要です。
    調停や裁判で離婚した場合は、成立から一定期間内に届出が必要です。

  5. 氏・戸籍・住所の手続きをする

    結婚で氏を変えた人は、原則として結婚前の氏に戻ります。結婚中の氏をそのまま使いたい場合は、離婚の日から3か月以内に届け出ます。
    子どもの氏や戸籍を自分と同じにしたい場合は、家庭裁判所での手続きが必要になることがあります。

  6. 保険・年金・手当などの手続きをする

    健康保険・年金の切り替え、名義変更、児童扶養手当やひとり親家庭向けの支援の申請などを行います。支援の内容は自治体によって異なるため、窓口で確認しましょう。

注意点

  • 離婚届を勝手に出されるおそれがある場合は、役所に「離婚届の不受理申出」をしておくことができる
  • 財産分与や年金分割は、請求できる期間に期限がある。離婚前にできるだけ決めておく
  • 相手の同意なく財産を移したり、隠したりしない
  • 子どもの前で相手を悪く言わない。子どもの気持ちと生活を最優先に考える

コツ

  • 話し合いは、感情が落ち着いているときに、議題を決めて短時間で行う
  • 決まったこと・決まらなかったことを、その都度メモに残す
  • 離婚後の生活費(住まい・仕事・子どもの費用)を具体的に試算しておく

よくある質問

Q弁護士に頼まないとできませんか?
A

協議離婚であれば、当事者だけで進めることもできます。ただし、財産や子どものことで意見が対立している場合や、相手と直接話すのが難しい場合は、弁護士への相談をおすすめします。収入などの条件によっては、法テラスの無料相談などを利用できます。

Q養育費はどうやって決めればいいですか?
A

家庭裁判所で使われている算定表が目安として公開されています。双方の収入や子どもの人数・年齢によって変わるため、相談窓口や専門家に確認しながら決めましょう。

まとめ

「安全の確保と相談 → 決めることの洗い出し → 話し合いと書面化 → 離婚届 → 氏・保険・手当の手続き」。一人で抱え込まず、相談窓口や専門家を頼りながら進めましょう。

参考リンク

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みんなの取説 torisetsu.jp / https://torisetsu.jp/manual/divorce-procedure/
作成日:2026年10月26日 ※内容は更新されることがあります。最新版は上のURLで確認できます。一般的な情報であり、医療・法律・お金などの判断は専門家や公式窓口にご相談ください。

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