みんなの取説 torisetsu.jp暮らしの取説

イワシをおいしく食べる取説

イワシの「香り」と「やわらかさ」を生かす考え方を、焼き方・オイル煮・手開きの手順にまとめました。苦手意識のある人でも試しやすい内容です。

対象者
イワシを買っても、どう食べればよいか迷ってしまう人 ほか
難易度
初心者向け
所要時間
調理は20〜30分ほど(手開きを含む)
最終確認
2026年10月15日
取説編集部

これは何の取説?

イワシは「いたみやすい」「臭みがある」というイメージを持たれがちですが、番組では、実は個性的で豊かな香りを持つ魚として紹介されていました。さらに、身がとてもやわらかいという特徴もあります。この取説では、その2つの持ち味を生かすための考え方を整理します。香りを引き立てる食材の合わせ方、低温のオイルでふわっと仕上げる方法、そして手で開く下ごしらえの流れをまとめました。

こんな人向け

  • イワシを買っても、どう食べればよいか迷ってしまう人
  • 魚のにおいが気になって、あまり選ばない人
  • 魚をさばくのが苦手で、簡単な下ごしらえを知りたい人

まず知っておくこと

イワシなどの魚には、アニサキスという寄生虫がいることがあるといわれています。番組でも、加熱を十分に行う大切さが紹介されていました。生で食べる場合は特に鮮度に気をつけ、迷ったときは加熱して食べるほうが安心です。
また、アレルギーのある人や、持病・服薬のある人は、食事内容を変える前に医師に相談してください。

必要なもの

  • 新鮮なイワシ(買った日のうちに調理できるもの)
  • 包丁とまな板、キッチンペーパー
  • フライパン(焼く場合も煮る場合も使えます)
  • 合わせる香りのある食材(香味野菜、きのこ、柑橘類など)

手順

0 / 8 完了チェックはこの端末に自動保存されます
  1. イワシは「香りの魚」だと知る

    番組では、香りの専門家に生のイワシを嗅いでもらったところ、野菜のような香り、きのこのような香り、柑橘のような香り、じゃがいものような香りなど、さまざまな成分がひそんでいると紹介されていました。
    においが強い魚という見方から、香りが豊かな魚という見方に切り替えるのが、おいしく食べる第一歩です。

  2. 同じ系統の香りを持つ食材を合わせる

    香りを生かすコツは、イワシがもともと持つ香りと同じ系統の食材を組み合わせることだと説明されていました。
    たとえば野菜のような香りには香りの強い葉野菜、きのこのような香りにはきのこ、柑橘のような香りには柑橘類、というように合わせます。香りが補い合って、よりおいしく感じやすくなるという考え方です。

  3. 手で開いて下ごしらえをする

    イワシはやわらかいので、包丁が苦手な人でも手で開きやすい魚です。残っているウロコを落とし、頭を落として腹を切り、内臓を取ります。
    水できれいに洗い、水気をしっかり拭き取ります。お店によっては、頼むとさばいてくれる場合もあります。

  4. 背骨を外して、身を2枚に開く

    背骨の後ろに親指を入れて、身を2枚に開きます。身をはがさないよう、慎重に背骨を外します。
    腹のほうに残った骨は、包丁で切り取ると食べやすくなります。

  5. 焼くときは皮の面だけ、短時間で仕上げる

    番組で紹介された焼き方は、軽く塩をして、皮の面にだけ粉をつけ、熱した油で皮の面だけを焼くという流れでした。身が白くなってきたら、皮を上にして取り出し、少し置いて余熱で火を通します。
    ここに先ほどの香りの合う食材をのせると、香りが引き立ちます。余熱までしっかり通すことが大切です。

  6. ふわとろにしたいときは、低温のオイルで煮る

    番組では、イワシは調べた魚の中でも身のやわらかいグループに入ると紹介されていました。この持ち味を生かすには、低温のオイルでじっくり煮る方法がおすすめとのことです。
    フライパンに油と香味野菜やハーブを入れて中火にかけ、泡が出てきたら弱火にして火を通します。最後は火を止めて余熱で仕上げると、身がふわふわ、皮の近くはとろっとした食感になるそうです。

  7. 加熱の目安と安全のポイントを押さえる

    番組の説明では、アニサキス対策として「60度で1分」の加熱が目安として紹介されていました。低温で煮る場合も、この目安を満たすように火を通します。
    不安なときは、中までしっかり加熱してから食べましょう。

  8. 保存してアレンジを楽しむ

    オイル煮は、冷蔵庫で5日間ほど保存できると紹介されていました。ただし保存状態によって差が出るため、においや見た目に違和感があるときは食べないようにします。
    サラダやパスタなどに加えると、手軽にアレンジできます。

注意点

  • アニサキスがいる可能性があるため、加熱するときは余熱も含めてしっかり火を通す
  • 生で食べる場合は鮮度を確かめ、不安なときは加熱する
  • 油を使う調理では、やけどや油はねに注意し、火のそばから離れない
  • 保存したオイル煮は早めに食べ、においや見た目がおかしいときは食べない
  • アレルギーのある人や、持病・服薬のある人は、医師に相談してから食べる

コツ

  • 迷ったら、まず香りの強い葉野菜やきのこ、柑橘類を合わせてみる
  • 手開きが不安なときは、魚売り場でさばいてもらえるか聞いてみる
  • 水気をしっかり拭くと、焼くときも煮るときも扱いやすい
  • オイル煮は作り置きして、サラダやパスタに使い回す

よくある質問

Qイワシのにおいが苦手です。それでも食べやすくできますか?
A

番組では、イワシの香りと同じ系統の香りを持つ食材を合わせると、よりおいしく感じやすくなると紹介されていました。野菜やきのこ、柑橘類などを組み合わせてみてください。においの感じ方には個人差があるため、少量から試すのがおすすめです。

Q低温のオイルで煮ても、アニサキスは大丈夫ですか?
A

番組では、「60度で1分」の加熱を目安に対策できると説明されていました。ただし、加熱の仕上がりは鍋や火力で変わります。不安なときは、中までしっかり火を通してください。

Qオイル煮はどのくらい保存できますか?
A

番組では、冷蔵庫で5日間ほどと紹介されていました。あくまで目安なので、においや見た目に違和感があるときは食べないでください。

まとめ

「イワシは香りの魚と知る → 同じ系統の香りの食材を合わせる → 手で開いて下ごしらえ → 焼くか低温のオイルで煮る → 余熱までしっかり加熱して安全に食べる」。まずは1尾から、気軽に試してみましょう。

参考リンク

この取説はどうでしたか?

共有するXLINEFacebook

みんなの取説 torisetsu.jp / https://torisetsu.jp/manual/sardine-guide/
作成日:2026年10月26日 ※内容は更新されることがあります。最新版は上のURLで確認できます。一般的な情報であり、医療・法律・お金などの判断は専門家や公式窓口にご相談ください。

この取説への質問

取説の内容について分からないことを質問できます。作者が回答します。

まだ質問はありません。

ログインして質問する

更新履歴

  • 番組の取扱説明書PDFの内容を追加して、取説を更新しました。